一般社団法人日本樹木遺産協会(所在地:東京都中央区/代表理事:森 義仁)は、福島県鮫川村の「火打石のしだれ桜」を“日本樹木遺産第5号”として新たに認定したことをお知らせいたします。この認定を記念し、樹木医による公開診断イベントを4月6日(日)に開催します。本イベントでは、日本樹木遺産認定式と樹木医による診断を行い、参加者には樹木の保全の重要性を学びながら、樹木の内部を確認できる機材を用いた診断体験も提供いたします。

イベントの概要本イベントは、日本の貴重な樹木遺産を保全する重要性を広く伝えることを目的に開催されます。巨樹古木は地域の歴史や景観を支え、観光資源にもなりますが、保全には経済的負担や管理の難しさ、樹木価値の理解不足といった課題が伴います。これらを解決すべく、当協会では樹木所有者、専門家、支援企業を繋げることで、貴重な巨樹古木の保護に取り組んでいます。
これまで、大樹生命保険株式会社(協賛企業)の支援を受け、品川区戸越八幡神社の「ケンポナシ」、江戸川区「抹香屋のタブノキ」、三浦市光照寺の「スダジイ」、鹿児島県瀬戸内町の「デイゴ並木」の4件を樹木遺産として認定し、診断および治療を行ってきました。今回、鮫川村「火打石のしだれ桜」を第5号として認定し、地域の皆様と共に保全活動を推進してまいります。

イベント詳細
・イベント名称:『火打石のしだれ桜』樹木医と一緒に診断しよう
・主催:一般社団法人日本樹木遺産協会
・共催:鮫川村
・協賛:大樹生命保険株式会社
・開催日時:2025年4月6日(日) 11:00~12:10
・場所:鮫川村大字赤坂西野字火打石地内
・参加予定者:鮫川村村長、教育長、議長、議員、協賛企業社員、地域住民等(約20~30名)
・参加費:無料
・イベントスケジュール
10:30 受付開始
11:00 関係者挨拶、除幕式
11:25 公開診断、診断結果解説
12:10 終了挨拶

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